「SNSに行け」にはちょっと賛成できない

http://d.hatena.ne.jp/Pcha00/20061222/p2#c1167029643

# suVene 『
(略)
、「無断リンクを禁止」したいのであれば、パスワードで保護する、SNSを利用してプライベートで公開するなどの方法を利用すればよいと思っております。』 (2006/12/25 15:54)

こういう発想は以下のようなことと同じに見えます。


スパムメールが嫌ならメールサービスを利用するなmixiメッセージでマイミクのメッセージだけ見てろ」
スパムトラックバックが嫌なら、トラバを受け付けないようにしろmixiならマイミクの書き込みにリンクされるぞ」
「粘着コメント・宣伝コメントが嫌ならコメント欄を閉じろmixiでマイミクのコメントばっかりもらっていろや」


↑のような言い方(ぶっちゃけ、スパマーの論理)に対して、果たしてどれだけの人が納得してSNSに行くでしょうか?
オープンのネット上で批判を展開したり、サービス会社に対策を求めたりするのが普通のように見えるのですが、、


(下手に納得されてSNSに大挙して入ったら、また一段とSNSの意義が失われていくけど、、)


http://d.hatena.ne.jp/Pcha00/20061222/p2#c1167106118

個人的には、SNS や パスワード制 というのは、HTMLを手打ちしていた時代に比べ、今なら miximyspace という母体もあるしそれなりのネットワークが出来ているので、「出て行け」ということとは別であり、コストの低い共存だと認識しています。
共存という解釈には無理があるように見える。

それはどちらかと言うと「隔離」でしょう。
一例として、、許可を得てリンクをしたくてもリンクすることができません。
外から見てコメントを残すこともできない。
その状況を「共存」と言うには無理があるのではなかろうか。。


追記(当日):
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Pcha00/20061226/p2

2006年12月26日 REV 「無断」リンクと、「スパム」コメント・メールを等価に扱っている件。スパムリンク(が存在しうるなら)は、当局でどんどん取り締まって結構。

一対一で等価に扱えるかはともかく、大量・迷惑という意味では同じこと。
(あくまでも、無断リンクを嫌がっている(禁止している)所に対してやる無断リンクに限る。。いちいち断るまでもないことだが、、)
存在しうるなら、、とは、しえないという反語だろうか。
存在しえないと言ってしまえば、スパムメール・スパムコメント・スパムトラバも存在しえないことになる。


追記(12/27):
↑同はてブコメ
2006年12月26日 suVene

SPAMTrackbackもコメント欄閉じたりフィルタしたり対策するのが嫌ならば、SNSに行けばよい。

使えるフィルタを使うのは当然としても(スパムらしいスパムには気休めでしかないけど)、コメント欄やトラバ受付をやめることを堂々と示唆する所が凄い。

「隔離」って、SNSいる人って隔離されてるのか?

今いる人は隔離「されて」はないでしょう。
自身で隔離しているとは言えるかも知れないけど、オープンのネット(のネガティブな問題)を避ける為に行ってる人がどれだけいるのやら。。
んで、「行け」「行けばよい」等と他人の意志で行かされるのなら、それは隔離されるってことになる。


少なくとも、共存と言うよりは隔離でしょう。
強固な国境線をつくっている、みたいな。