参照とは?

無断リンク問題の議論でよく言われる参照とはどういう意味か。
正確に言えば、どういう意味で使われているのか。


Web辞書で見ると「てらしあわせること」とある。
まぁ、言及記事と言及先を照らし合わせるのはおかしくはないか。


プログラム用語で言えば、先のオブジェクトにアクセスすることと言えるだろう。
ここでミソなのは、ただ参照先を見られるというだけではなく、書き換えもできることだ。
言語によっては消すこともできるようである。
(「ようである」というのは、実際にやったことがなく、知識としてもうろ覚えになっている為)


↑を当てはめてみると、ただ照らし合わせるだけではないことがわかる。
相手記事(本体)の改ざんは特別に侵入できるウデがないと無理だろうけど、数の力を呼び寄せてぐちゃぐちゃにすることができる。
また、消す(閉鎖に追い込む等)こともできる。


自分の管理しているページをぐちゃぐちゃにされる、更には消される可能性のあるリンクを、嫌ったり禁止したりするのは、それなりの合理性がある。
なんで自分のページが潰し屋共に食いつぶされるのを認めなきゃならんのか。
処世術として認めておいた方が良いとしても、認めたくないのに認める筋合いはあるまい。


ましてや、リンクをされなければ多くのメリットを失うことになるのだ。
それでも嫌がる、禁止しようとする人を、命令だとか何だとか言わずに認めてもよいと思う。


自分は潰し行為に負けないから、あるいはメリットの方が大きいからリンクの禁止なんかしないってのはアリだ。
まぁ、それはあくまでも個々人の考えであって、全ての人のページがそうでなきゃイカンみたいな考えには与したくない。