電波男

電波男ISBN:4104715018)を一通り見てみた。


なるほど、これが非モテ論の叩き台になっている訳だ。。
これら全体が予備知識としてある者とない者で、ネットの場では確執が起こってるのかも知れませんね。
また、女性非モテではこれ読んでないことも多いだろうから、男非モテの言ってることがわからないかも。。


ただ、この本に書いてあることは、ある特定のパターンの非モテ(ぶっちゃければ著者自身)の例しか触れてないので、非モテ論者には不満・不足と見えるだろう。と言うか、30代過ぎになっても食事に呼び出す女性がいたりするあたり、モテと見られるかも知れない。(笑)


まー、モテない者はモテない、異性の伴侶などできない、と現実的(現実かどうかは、私には判定できない)なことを書いてる時点で、売れる要素はあったのだろう。


結論は、本文の喪オーラにじみの割には、、
異性とくっつくことだけが人生じゃないよ。
異性の伴侶を得る為にしゃかりきになる必要はないんだよ。
自分の中に楽しい何かを持っていればいいやん。
、という、ごくまともなものです。


「楽しい何か」は、この本の場合、「オタクになって二次元キャラと脳内恋愛をすること」らしい。
他に、何に「萌え」ても良いそうなので、趣味や仕事、あるいはナルシストになって、それこそ自身だけを愛し続けるのも構わない。(笑)


実際、ある種の趣味は、結婚してからは続けられない例が多いので、それが続けられる独身は幸せなのです。